Cobalt Leather Worksの手仕事|手縫い編

Cobalt Leather Worksの栗本です。いつもご覧いただきありがとうございます。今日はどのようにして当店の革製品が作られているのか、その過程の一部のご紹介です。

縫製の方法について

Cobalt Leather Worksでは主に針を2本使用するオーソドックスな手縫いにて製品を仕立てております。縫製する場所の状況や仕立て方に応じてステッチの向き、仕上がりを微妙に変化させているのですが、マニアックなのでここでは省略します。

手縫いに必要な道具
・縫い針(二本)
・ディバイダー(またはネジ捻)
・目打ち
・打ち具
・菱錐(オウル)
・ステッチングポニー
・縫い留め用ボンド(白ボンド)

まず、縫い代にガイドラインを引くため、ディバイダーなどを使用して罫書き線を入れてから、線に沿って正しく目打ちをしてききます。

針を通す「目」印を「打ち」ます。読んで字のごとく、目打ちと言います。

目打ち作業

印がついたらポニーに革を挟み込んで、いよいよ縫製開始。

菱錐貫通
下穴に対して正確に差し込むのが重要

菱切りで針の通り道を作りながら針と糸を一目ずつ通していきます。

一見気の遠くなるような作業をコツコツと繰り返し繰り返して出来上がるのがCobalt Leather Worksの革製品です。

「一針入魂」とはまさにこのこと。一目一目に時間をかけて丁寧に仕立てています。

手縫いのメリットとデメリット

手縫いのメリットは、単純に行ってしまえば解れにくく、綺麗に修理しやすい、と言ったところでしょうか。

ミシンの縫製は上糸と下糸が別々になっており、縫い目ですくい上げるようにしていくため、一箇所で糸が切れると連鎖的にするすると糸が解れてしまします。

一方で手縫いで仕立てた縫い目は一目一目で完結しているため、どこかで糸が切れてしまった場合でも、その場所で止まり他の縫い目への影響が少なく済みます。

また、修理する際も同じ針穴に糸を通していくため、生地自体を痛めにくい、というのも大きなメリットと言えるでしょう。

大切なお気に入りだから長く使いたい、そんなあなたに、手縫い仕立ての革製品はピッタリかもしれません。

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