「続ける」こと、「繋がる」こと。|革職人の3年目

ラッピング

こんにちは、cobalt leather works のクリモトです。

ブログ読者の皆さま
いつも当サイトに遊びにきていただきありがとうございます!

当店は先日、5/1をもってまる2年、本日より3年目へと歩みを進めることとなりました。

ひとえに、当店を応援してくださっている皆さまのおかげです。

今回のブログではこの2年目を越えて、この1年の軌跡を追いながら今年の抱負と
最後に2周年キャンペーンのお知らせなどをお伝えできたら、と思います。

ブランドストーリーはこちらからどうぞ▼

About | Cobalt Leather Works について

2年目を振り返って

ラウンドジップウォレット アルコ

“a wonderful wedge for you”
あなたにとっての、特別な楔(くさび)。

これは、コバルトレザーワークス のコンセプトとしているキーワードです。

楔には強固な壁を「打ち破る力」と
架け橋を繋ぎ止める「繋ぐ力」の2面性があります。

コバルトレザーワークス は、夜明け前の静かな群青色に、その楔を見出しました。

一歩目を踏み出す勇気を、まだ見ぬ誰かと繋がり合えるということを、
革製品を通して伝えていきたい。

そうして2020年に一歩目を踏み出したコバルトレザーワークス の2年目は、
「続けること」ことと「繋がること」の大切さを改めて実感した1年間でした。

続けることへの使命感

2年目もおかげさまで、一人黙々と製作に勤しむ日々が続いていたのですが
一目縫うごとに、日々を積み重ねるごとに
「これからこのブランドはどこへ向かっていくのだろう」という、
漠然とした不安を感じることがありました。

手縫い

ですが、そうした不安を感じると、
それを計ったかのように、お客さまからSNSやレビューを通して
使っていただいている革製品の経年変化を見せていただいたり、
使い心地を褒めていただいたりすることがありました。

そういった想いに触れると、いつの間にか不安はなくなり
「この道を進めば良いんだ」という後押しにもなっていたと思います。

大切なのは革製品がお客さまの手に渡って、そこで終わりではないということ。

そこからが物語の始まりで、これから先20年、30年と
革製品を実際にお使いいただいて、経年変化していくことこそが
僕と、コバルトレザーワークス の存在意義であり、価値ということを実感しました。

そして、それを改めて教えてくださった皆様には、本当に感謝しかありません。
いつもありがとうございます。

だからこそ、まだまだ続けたい、続けなくてはならない。
そういった思いがより強くなったと思います。

あっという間に通り過ぎてしまうくらいに濃厚な1年間でしたが
これから先のことを考えれば、まだまだ始まったばかり。

これからも、物作りを通して皆さまと新しい物語を紡いでいけたら幸いです。

繋がり、小さな世界を広げていくこと

製作風景

もう一つ、考えていたことは「社会貢献」について。

社会貢献というと、少し大げさかもしれませんが
小さいながらも、個人事業主として、僕がこの世界にどう干渉していくか、ということです。

変な話かもしれませんが、会社員のころは微塵も考えていなかったことですが・・・。
(会社はちゃんと企業理念でそう言ったことを謳っていたんですけどね)

自身が事業を初めて、お客さまと直接繋がることで、改めて本気で考えさせられました。

残念ながら僕には戦争をなくす力も、環境破壊をゼロにする術もありません。
でも僕に関わってくれた人たちを、ほんの少し幸せな気持ちにすることはできるはず。
そんなことを考えるようになりました。

そんな小さなハッピーが繋がっていく。
いまはまだ小さな世界ですが、繋がり続けることで、少しずつ大きくなっていけたら。

そんな想いで、今年も日々を積み重ねたい所存です。

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3年目も初心を忘れることなく
日々を真摯に積み重ね、革製品を通して、少しでも幸せな世界を広げていけたらと思いますので
どうか暖かく見守っていただけますと幸いです。

どうぞ、よろしくお願い申し上げます!!

おまけ

2周年記念

去年に引き続き、今年も妻からケーキをいただいちゃいました。
いつも無茶してごめんなさい、と、ありがとうございます・・・!!