2022年 秋冬のスポットレザーのお知らせ

2022スポットレザーのご紹介

はい、こんにちは。
台風真っ只中からお届けいたします、cobalt leather works のクリモトです。

先週に引き続き革のご紹介です〜!

今回ご紹介する革はアラスカとヴィヴィドの2枚。

今後の予定として
アラスカはムラが強いので発注絞り気味のスポットでやろうと思います。
ヴィヴィドは入荷状況が安定すれば定番に組み込みたいなー、と。

ではでは、どんな革なのかご紹介していきましょう!

美しいワックスを纏う革 アラスカ

アラスカ アイスブルー

まずご紹介するのはラ・ペルラ・アッズーラ社のアラスカ。
以前、1周年モデルで使用していたアラスカターコイズの色違いで「アイスブルー」です。

当店で扱っている青系の革の中でも一番明るめの青緑になりますね。

ランダムに入ったシボ感と、革の表面に吹き付けられたワックスが特徴的な革。
床面(革の裏側)を見ればわかるように、本来はもっと濃い色なのですが、うっすらと乗った白いワックスで
全体が白っぽく、鮮やかな印象ですね。

アラスカアイスブルー 

少し強めに摩擦をかけてあげるとこの通り、
ロウが薄氷のように溶けて本来の美しいエメラルドグリーンのような青緑が現れます。

ちなみにこのワックス、ブライドルレザーなどに見られる「ブルーム」と呼ばれる現象とは異なり
革の銀面に吹きつけるような加工となっています。

ペンケース、パスケース、ブックカバー、ラウンドジップウォレット、ミドルウォレット
あたりが良さそうです。

銀擦りオイルレザー ヴィヴィド

ヴィヴィド ターコイズ

こちらのブログでは初めてのご紹介となりますね。
ヴィルジリオ・コンチェリア・アルティジャーナ(以下ヴィルジリオ)社の
ベジタブルタンニン鞣しオイルレザー「VIVIDO(ヴィヴィド)」

同社でマルゴーという銘柄の革があるのですが、そちらをベースにオイル量を少し多めにした革とのこと。

特徴としてはまず、当店でおなじみのプエブロと同じ「スクラッチ加工」です。

スクラッチレザーの特徴についてはこちらをどうぞ▼

プエブロの経年変化

ビックリするほど経年変化する「プエブロ」のヒミツ

ペトロリオに近いイメージの色味ですが、さらに青みを強く、濃く、原色に近づけたような鮮やかな青。
例えるなら南国の海、でしょうか。

比較するとこんな感じで、青の濃さが際立ちます。

ヴィヴィドターコイズ

ヴィヴィドの革質はプエブロとほぼ同じようなイメージですが、
原皮の違い・オイルの量の影響からか、少し柔らかめです。
繊維はキメが細かく、柔軟かつ堅牢。とても良い革ですね。

プエブロを使用している製品であればどれも問題なく製作できそうでウキウキしちゃいます。

できればこちらの革はスポットで終わらせず、継続して仕入れていきたいところですが
今後の動向は発注量次第、とのこと。

頑張って仕入れて頑張って作ります!!

製品リリースのスケジュールについて

どちらも今月中に製作を進めて、10月上旬には正式にリリースしたいな、と思っております。

先行してカラーオーダーで使用したい!という方がいらっしゃったら
お気軽にご連絡くださいませ。
(というか実はすでにいただいています・・・)

特にアラスカは仕入れ状況が限定されているので、
製作できる数量も決まってきますのでご留意くださいませ。

と、体裁は整えて発信してますがSNSとブログだけの限定告知なので、実質先行受注ですね。
お気軽にどうぞ〜!

ではでは、今日はスパッとこの辺で。
今週もいつの間にか折り返し。ちょっと頑張ればまた3連休。どうぞよろしくお願いいたします!

オンラインストアも元気に営業中です〜▼

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