こんばんは。cobalt leather works の栗本です。
遅い時間に更新でなんだかすみません・・・。
いよいよ11月も終わりに近づき、年の瀬が迫ってきました。
おかげさまで慌ただしい毎日を過ごさせていただいております!
まだまだ頑張りますよ〜!
さて、今日はロゴについてのお話。
以前noteでも書いたことがあるのでご存知の方もいらっしゃるかもですが
せっかくだしこちらのブログでも書くことでより多くの方に届くといいなぁ、と思いまして。
ロゴのモチーフについて
さて、当店の至る所で見かけるこちらのロゴ。
そのモチーフとなるものはお分かりでしょうか・・・?
すでに何度か僕のブログを読んだことがある方であればご存知のはず・・・?
そう、これは「楔(くさび)」をモチーフとしたアイコンなのです。
楔ってなんだっけ?
という方も少なくないと思いますのでgoogle先生のお言葉をそのままコピペさせていただきます▼
くさび【楔】
V字形にとがった木片・鉄片。木石を割り広げたり、重い物を押し上げたり、物のつぎ目に打ってとめたりするのに使う。
また、車の心棒(しんぼう)の端に打ち、輪がはずれないようにするもの。
要は先端が尖ったもので何かものを叩き割ったり、つなぎとめたりする道具のようなものですね。
石を割る時に複数打ち込んで分割したり
一方ではアーチ状の建築物の中央に据えられて、構造物としてのバランスを保つ役割をもつ、相反する2面性を持った不思議なもの。それが楔なのです。
よくものの例えで「楔を打つ」っていう言い回しを聴きますね。
ちなみにこれは余談ですが
cobalt leather works として活動する以前からこの形を作っていたことがあり
それがこの気まぐれで作ったシルバーのトップです。これはまだ革に触れる前に製作したもの。
刻印された今のロゴと比べると若干丸みを帯びており、植物をモチーフとした図柄が入ってますね。
(僕、観葉植物好きなんです。)
ブランドを立ち上げる際にコロッとでてきたこのシルバートップと妙な再開を果たし、
ロゴとして正式に採用されることになったのです。
二つの意味を持つ楔
さて、ではなぜこの「楔(くさび)」でなければならないのか。というお話。
先ほども書かせていただきましたが、楔には二つの役割があります。
一つは硬く、分厚いものを打ち砕くための道具として
もう一つは、二つのものを繫ぎ止める核として
この相反する意味を持つものにどうしてここまで惹かれたのでしょうか。
実のところ、それは革製品のもつ「時間」の概念と深く関わっているのです。
時間により変化・変質する革素材は、その持ち主の生活環境により、その表情を変えていきます。
そうして変化した革製品はどこか愛着が湧き、唯一無二の「とくべつ」な宝物になるのです。
それは、ある時は乗り越えられそうにない高い壁を打ち破る力に。
また、ある時は誰かと誰かをつなぎとめる素敵な贈り物に。
僕の製作したモノには、そんな楔石のような存在であって欲しい。
そういった願いが、このロゴには込められているのです。
a wonderful wedge for you の意味
実はこのブランドサイトのトップのメッセージとして
こんな言葉を送らせていただいています。
” a wonderful wedge for you “ 直訳「あなただけの、素晴らしい楔石」
言葉の意味だけだと「?」ですが、ここまで読んでいただいて初めてその意図がわかると思います。
意訳「あなただけの、とくべつな宝物」
どうかそんな宝物が、当店で見つかりますように・・・。
さて、深夜に更新しているともう妙なテンションであれやこれや書いて
とりとめもなくなってしまいそうなので今日はこの辺で失礼させていただこうかと。。
うーん、本当は今回も新作発表したかったのですが、それはまた次回に持ち越し・・・
いや、発表できるといいなぁ(遠い目)
ではでは、また来週〜!
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