new item|グラスシース “curva(クルヴァ)”

グラスシース
フラットなフォルムながらも立体構造が特徴的な”cruva(クルヴァ)”

こんにちは、クリモトです。
やー・・・暑い!と思ったら寒かったり。コロナも大変ですが、こんな時期に風邪を引かないように気をつけましょうね。

さてさて、今日はそんな暑い日に大活躍なレザーアイテムのご紹介。

グラスシース ?シースー?・・・って?

サングラスやメガネなど、お気に入りのアイウェアを収納する「グラスシース」
シースっていうのは直訳すると「鞘(さや)」の意味です。
日本人なら刀を納刀するイメージがわかりやすいかもしれませんが、差し込んで収納するイメージですね。
寿司を業界人っぽく言ってる訳ではございませんことよ。

万年筆とかを保護するペンシースとかは有名だと思うのですが、前々からメガネでもこの表現できるものが作りたかったのです。

カバンの中でもレザーアイテムは一際目を引くのでなんだか嬉しい気持ちになりますね。

フラットなフォルムだけど、革とはいえ、ある程度の強度というか保護性能を持たせたい・・・
なかなか難しい問題でしたが手縫いならではの「特殊な技法」で製作しているのでマチ幅も確保され、使い勝手とデザイン性を両立させることに成功しました。

作りたいと思っていたもののワークショップで企画して以来手付かずだったコチラなのですが
お客さまからDMでこんなの作れる?っていうのがたまたま重なり・・・。

ちなみにワークショップではこちらのサングラスを作成できます。

今は時期的に難しいですが、いつかワイワイしながらまたワークショップもやってみたいなぁ。
なんて、考えてます。

手縫いならではの特殊な縫製

従来のワークショップモデルの問題点
・マチ幅がないので完全に「収納」するだけ。
・シンプルな構造だけど意外と手間がかかる。

これらに関して・・・
マチ幅に関しては立体的な縫製を取り入れることで解決し、手間がかかるというのなら、「よりクオリティ」を詰め込むことで製品として昇華させました。

この特殊な構造については、以前から試作を繰り返していたのですが
製品に実践することは今までなかったので、今回初投入となります。

立体縫製

曲線が特徴的な底マチですね。商品名の”curva(クルヴァ)=曲線”はここが由来しています。

前面と後面の型紙の調整を細やかに行い、丁寧に張り合わせることで立体的に縫製することができるのです。
革のしなやかで強い性質を活かした構造。ちなみに、技術的な難易度は型も含めてそこそこ高いです。

市販されているものでこう言った構造がないのは
ある意味大量生産には向いていない(ある程度知識とスキルがないと失敗する)ためだと思います。

もちろん、ハードケースではないので極度の衝撃には耐えられませんが、マチ幅があるので革自体にアイウェアが圧迫されることがなく、出し入れもスムーズになりました。

スエードでレンズの当たりも柔らかく

インナーには贅沢に、肌触りの良い国産ピッグスエードを使用しています。
コチラは従来型と同様ですね。

ちなみにこのフラップの部分を差し込むと・・・

こんな感じになるのですが、手縫いに詳しい方ならわかるかも・・・。

普通に縫い進めるとフラップの部分はいわゆる「裏側の縫い目(ストレート)」になるのですが、きっちりと「表側の縫い目(ナナメ)」を出しています。

これ、実は途中で裏と表の縫い方を反転させてるんですね。
まぁだからなんだっつーこともありますが・・・、細かいこだわりだったりします。
ちなみに両面斜め縫いという手段もあるにはあるのですが、そうすると裏目にでる縫い目は逆ナナメになります。
・・・うん、どうでもいいですね。笑
少しでもこだわりを感じていただけたら幸いです!

これから少し梅雨に入りますが、そのあとは太陽が頑張る季節がやってきます。
日差しに備えてサングラスを持ち歩く際はぜひ!なレザーアイテムのご紹介でした。

コロナもどこかに吹っ飛ばしてくれるといいんですけどねぇ・・・。

カバンの中に入れて旅行なんかも行きたいなぁと、夢が膨らむ毎日です。

ではでは本日はこの辺で!

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