
こんにちは、cobalt leather works の栗本です。
えー、実はですね、前回のブログから気がついたら1ヶ月経ってまして・・・
なんと明日からデザインフェスタギャラリー原宿でポップアップイベントなんですよ・・・!
そんなわけで馬車馬の如く準備中なのですが、
実は当ブランドもうすぐ5周年を迎えるんですよね。
僕一人でやってる小さなブランドですが、どうにかこうにか5年。
本当にありがたいことで・・・というわけで、今年もスポットレザーを導入しましたのでそのご紹介をば。
ポップアップでもお披露目となりますので
お時間、ご都合つく方はぜひ遊びにきてくださーい!
ではでは

目次
暗闇で輝く宝石|ハバナ・ラピス

まずご紹介するのがこちら、バダラッシ・カルロ社のハバナ。色名:ラピス。
柔軟で、繊維の詰まったコシのある質感。部分的に薄くシボも入ります。
ベジタブルタンニンで鞣した革の仕上げに、薄く黒染めされた個性的な革ですね。
ラピス自体の元々の革の色は床面を見てもわかるように鮮やかな青緑。
そのため、黒の奥にうっすらと青緑が見えてきます。
その様は、まるで暗闇の中で煌めくラピスラズリ。
銀面はもちろんのこと、裏地も雰囲気の良い革なので
そこまでしっかり活かしたモノづくりがしたいですね・・・!
クロスボディバッグ tasca(タスカ) 5th Anniv. 【ラピス】

というわけで早速作っちゃいました。
というより、これが作りたくてこの革仕入れたまであります。
定番でミネルバボックスを使用しているのですが、革のしなやかさでは同じようなイメージです。
ボックス系とまではいかないまでも、薄くシボも入っていて、
ムラのある黒染めも相まって一つ一つの個性が際立ちます。


前述したように芯はラピスのなに違わぬ青緑なので
切り目のコバや床面は、銀面とまた雰囲気がガラッと変わる印象。
磨き上げられたコバや、内装までまるっと楽しめるバッグに仕上がりました。
ポップアップにてご覧いただける他、本日よりオンラインストアにてオーダー開始です!
オーダーはこちらから▼
ハーフウォレットkururi ver.2.0|コンパクトウォレットcaflet(カフレ)
お財布も2型製作しました!


ハーフウォレット クルリはコインケース部分に改修を加えた新モデル。
フラップ部分を内部に収納できるよう、本体に1層追加した構造になっています。
ハバナは地の色が鮮やかなのでコバ磨きが本当に楽しい・・・!


カフレもクルリも、どちらも切り目のコバが楽しめるモデルですので
ハバナとも相性抜群ですね!
プエブロ ナショナーレ

お次はこちら、おなじみプエブロでスポット入荷したのが「ナショナーレ」という色の美しい青い革。
実はこの革、本当は入荷する予定がなかったのですが、
営業の方に「ところでこんな革が入ってきたけど、青好きだよね?」
って言われちゃったもんだからそりゃもう二つ返事で・・・
ただこのナショナーレ、仕入れ先でも臨時で入荷した色らしいのでリピート不可。
当工房に300dsくらい在庫がありますが、それっきりになる予定です。
ちなみにナショナーレを他の青と比較してみるとこんな感じ。

ペトロリオよりも濃く、ネイビーよりも明るい、そんな印象ですね。
経年変化の方向はネイビーよりと予想します。(青が濃くなり、黒に近くなっていく)
ただ、ほんの僅かに緑も入っているので繊細な違いが楽しめそうです・・・!
あ、ちなみに先ほどご紹介したハバナで製作した2点のサブカラーで使用しているのもナショナーレですね。

さらにあの革も・・・!
もうすぐ5周年、ということで実は先日SNSでアンケート取ったんですよね。
そしたら以前扱っていた「あの革」の復活を求める声が多くいただきまして・・・
詳細は次の次のブログでまた公開させていただきますね!(引っ張るタイプ)
ではでは、ぼちぼち製作に戻らないと明日の準備がががががが
POPUPでも、オンラインストアでも、どちらでもお待ちしておりますので
どうぞよろしくお願い申し上げます!
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