Materials | 当店で使用している糸について

about thread

糸は大きく分けると2種類あります。一つはポリエステル系の化学繊維、もう一つが当店で使用している麻糸です。

両者共に一長一短ありますが、『経年変化』にこだわるCobalt Leather Worksでは主に麻糸を使用しております。

化学繊維は非常に耐久性があり、摩耗に強く、擦り切れることがほぼありません。一方で麻糸は柔らかく、摩擦に弱い一面があります。ではなぜ麻糸を使用するのかというと、その柔らかさがキモとなります。

「耐久性があり、強い」ということはつまり硬く、鋭いという意味でもあり、長期間革を締め付けていると徐々に革へのダメージが蓄積されていきます。一方でリネン糸であれば、革が千切れる前に糸が摩耗により擦り切れてくれるのです。職人にもよりますが、僕の場合は『経年変化』を好む傾向が強く、お直ししながら長く使っていただきたい思いから、麻糸を使用しています。

また、天然繊維ですので、もちろん色味もゆっくりと変化していくのも醍醐味と言えるでしょう(革ほどではありませんが・・・)

Au Chinois(シノワ)

フランスで製造された上質なリネン糸です。数多くの有名ブランドでも使用される品質はまさに一級品です。

程よいコシとハリがあり、染み込ませたロウにより柔軟な堅牢さを持っています。発色の良さと糸のサイズの豊富さも特徴的です。

現在以下の色を取り扱っています。 

Amy Roke

中国発の新進気鋭の革工具ブランド”AmyRoke”のリネン糸です。

少しザラついたワイルドな印象がありますが、しっかりと撚(よ)られ、豊潤に染み込まされたミツロウによりリネン糸の中でも高い耐久力があります。

現在以下の色を取り扱っています。

ラミー糸

ラミーとは麻の種類で「苧麻」のことを指し、古来よりアジア地方で育てられた伝統的な麻を使用した糸です。

リネンと比較すると柔らかく、柔軟な印象でロウも薄めに入っているので素朴な風合いが楽しめます。

現在以下の色を取り扱っています。